江端兄弟
江端兄弟(えばたきょうだい)とは、1980年代にジャニーズ事務所に在籍し、テレビドラマなどで活躍していた双子のジャニーズJr.に対する“俗称”であり、正式なグループ名ではない。(但し雑誌『マイアイドル』1985年12月号でのみ「江端兄弟」名義で掲載されている)
共に、1967年12月12日生まれ、北海道札幌市出身、東京都国分寺市育ち、血液型:O型。 兄弟は妹が2人。
メンバー
- 江端郁己
-
えばた いくみ。 双子の兄。 愛称:みーくん。 身長:166cm、体重:50kg。 特技:麻雀、ダンス、バスケットボール、料理。
名前を「郁巳」と誤植されることが多かった。
- 江端郁世
-
えばた いくよ。 双子の弟。 愛称:よーくん。 身長:168cm、体重:52kg。 特技:ダンス。
まれに「郁也」と誤植されることがあった。
(郁世のサイン)
ジャニーズ時代の参加ユニット
来歴
- 1967年12月12日、札幌市北区の北海道大学病院で双子として産まれる。産まれた時の体重は、兄の郁己が2,260g、30分遅れで産まれた弟の郁世が2,860g。
- 二人が5歳の時に札幌から東京都国分寺市へ転居。 以降、母子家庭で育つ。
- 二人が中学2年生の時、弟の郁世が交際していた女性がジャニーズ事務所に郁世の履歴書を送る。
そしてオーディションに呼ばれた際、付き添いで行った兄の郁己も一緒に、事務所の社長・ジャニー喜多川にスカウトされる。
- 1983年11月4日、月曜ドラマランド『どっきり双子先生 乙女学園男子部』(フジテレビ)にて共にドラマデビュー。
- 1984年、雑誌『週刊セブンティーン』(1984年6月12日号、集英社)にて、守屋二郎、東昌孝、内田信也(当時18歳)、木村吉範(当時15歳。原宿のローラー族「シャークス」に所属)、岡田佳英(当時14歳)と共にファッションモデルとして掲載。
- 雑誌『週刊テレビ番組』(1985年3月2日〜8日号、東京ポスト)にて、郁世が表紙掲載。
- アイドル雑誌『POTATO』(1986年2月号)にて、兄弟2人で表紙を飾る。
- 兄・郁己は後に、大阪市北区の芸能プロダクション「グレース」に移籍し、ドラマや映画に出演。
(なお、「グレース」は郁己が所属している最中の1990年頃から、社名を「武田企画」に数年間改称した)
その後は、「近畿日本ツーリスト」や八王子市のラーメン店を経て、「ワタミフードサービス株式会社」に入社。
- 弟・郁世は後に、大阪市此花区の芸能プロダクション「オフィスユウジ」に移籍し、テレビドラマに出演。
1990年代半ばから後半にかけては、荒川区西日暮里にあった芸能プロダクション「ミュー」にて、専属のダンス講師をしていた。
そして同じ頃に行政書士の資格も取り (登録番号:10080712)、1999年12月に東村山市で自動車の登録申請専門会社「ナンバーサービス (江端行政書士事務所)」を設立。
「東京都行政書士会・田無支部」、および「東京行政書士政治連名・田無支部」に所属。
人物
- 小学2年から6年まで、二人とも地元の少年野球チーム「スカイホークス」に所属。
郁己は外野手で2番バッター、郁世は補欠のベンチ選手だった。 中学校では二人ともバスケットボール部に所属した。
- アイドル当時、江端家では「ミック」という名のオス猫を飼っていた。
- 二人ともダンスは上手かったが、兄の郁己の方が更に上手かった。
- 好きな小説家 - 郁己はアガサ・クリスティ、郁世は赤川次郎。
- 郁己の好きなアーティストは郷ひろみ。
- 郁世の尊敬する人は森繁久彌。
好きなアーティストは大澤誉志幸。
特に好きな大澤の曲は『宵闇にまかせて (Kiss & Kiss)』(1983年のデビューシングルのカップリング曲)。
- 郁己は小平市内の都立高校から東京都立荻窪高等学校の定時制へと転校。
郁世は出席日数が足りずに高校は2年生の途中で中退。
- アイドル雑誌『POTATO』(1986年3月号)のインタビューで、双子が主人公の人気漫画『タッチ』について、「あだち充先生の『タッチ』の実写化があれば、絶対にボク達でやりたい ! ! ゆずりたくない ! !」と熱く語っていたが、1987年6月1日放送のフジテレビ「月曜ドラマランド」で実写化された際には、残酷にも同じジャニーズ事務所所属の岡本健一(当時のジャニー喜多川のスペオキ)が1人2役で演じることとなり、願いは叶わなかった。
主な出演作品
バラエティ番組
- アイドル花組おとこ組 (1986年、日本テレビ)
-
芳本美代子の『アプリコット・キッス』のバックダンサーを務めた回もあった。
- ヤングスタジオ101 (NHK総合) 少年忍者の志賀の代役として郁世が出演
- 毎度おさわがせします 新春バラエティスペシャル 〜 ハッピーニューえっち (1987年1月2日、TBS) 郁世が出演
テレビドラマ
連続ドラマ
- 東中学3年5組 (1984年10月12日 - 12月21日、TBS)
-
郁己が出演。 植村等役。 心臓病&イジメられっ子で、最終回に入院中の病院で死んでしまう役だった。
- 毎度おさわがせします (1985年1月8日 - 3月26日、TBS)
-
第1シリーズに郁世が出演。 佐野倉良太役。
- ガンコおやじに敬礼! (1985年4月16日 - 5月14日、全5話、TBS) 郁世が出演
-
当初の仮タイトルは『おやじさんに敬礼!』だった。
- 花の女子校 聖カトレア学園 (1985年7月3日 - 10月2日、テレビ東京)
-
※ 当ドラマへは途中からの参加だった。 設定が女子校にもかかわらず江端兄弟が男子生徒役で入ってきたため、翌週(1985年7月10日)の放送分からタイトルの“女子校”の文字が取り除かれ、『花の聖カトレア学園』となった。
- 新・花の聖カトレア学園 (1985年10月16日 - 1986年3月26日、テレビ東京)
- 気になるあいつ (1985年8月3日 - 12月28日、日本テレビ)
-
郁己:江口一郎役、郁世:江口二郎役。
- 新・熱中時代宣言 (1986年4月5日 - 8月16日、日本テレビ)
-
郁世が出演。 大田区立三本木中学校3年6組・若松圭太役。
- 妻たちの課外授業U (1986年12月3日&24日、日本テレビ)
-
郁世が第9話と第12話にゲスト出演。
- 必殺仕事人X・旋風編 (1987年2月27日、テレビ朝日)
-
郁世が第13話「主水、化粧をする」にて
今千之丞 役。 ひかる一平と共演。 但し同じシーンでの共演は無し。 - 名奉行 遠山の金さん (第2シリーズ) (1989年10月19日、テレビ朝日) 郁己が第18話「富くじに踊らされた悪女」に出演
- 名奉行 遠山の金さん (第3シリーズ) (1990年12月27日、テレビ朝日)
- 怪奇千夜一夜物語 (1991年6月15日、TBS)
-
深夜バラエティ番組『ますこっとたわー』内で放送されていた、15分間のショートオムニバスドラマコーナー。
郁世が第8話「となりの女」に主演。安下宿に住む学生・西川役。 共演:村松克巳、長澤ユキオ。 企画:実相寺昭雄、制作:円谷映像、脚本:森保鉄志、監督:神澤信一。 1993年にビデオ化、2005年1月にDVD化。 - あばれ八州御用旅 (第2シリーズ) (1991年7月19日、テレビ東京) 郁己が第14話「炎の地獄に見た人情」にて長次役
- 新・部長刑事 アーバンポリス24 (ABCテレビ) 郁世がゲスト出演
単発ドラマ
- 月曜ドラマランド『どっきり双子先生 乙女学園男子部』 シリーズ
-
(1983年11月14日 - 1984年3月19日、全8回、フジテレビ)
- 月曜ドラマランド『乙女学園すみれ寮』 シリーズ
-
(1984年4月23日 - 9月10日、全4回、フジテレビ)
- 直木賞作家サスペンス 「会長の遺産」 (1990年1月15日、フジテレビ) 郁己が出演
映画
- あいつとララバイ (1983年12月、東宝) エキストラ出演
- 少年武道館 (1988年、東宝)
-
少年忍者の曲『KAMIKAZE』と『ヨイショッ!』のバックダンサーとして出演。
首領 になった男 (1991年5月11日、東映) 郁己が出演
舞台
- ミュージカル 『愛の妖精ファデット』
-
郁己:双子の兄のシルヴィネ役。 郁世:双子の弟のランドリー役。
- ミュージカル・アドベンチャー『ザ・サスケ』 / ヒット・パレード
-
(1985年4月 - 5月、梅田コマ劇場)
- 少年隊ミュージカル 『PLAYZONE MYSTERY』
-
(1986年7月 - 8月、青山劇場・大阪フェスティバルホール)
郁己が「少年忍者」のメンバーとして出演。 - 少年隊ミュージカル 『PLAYZONE ’87 TIME・19』
-
(1987年7月 - 8月、青山劇場・大阪フェスティバルホール)
- 近藤真彦公演 『坊っちゃん / 夏・オン・ステージ』
Text is available under
We welcome links from other websites.
Copyright of my site's all original sentences © Archive of STARTO. No rights reserved.
Copyright of my site's all original sentences © Archive of STARTO. No rights reserved.