『あいつとララバイ』
『あいつとララバイ』とは、1981年から週刊少年マガジンで連載されていた、楠みちはるの漫画、およびこれを原作とする実写映画とアニメ映画である。
本項では1983年12月24日に公開された、ジャニーズ少年隊主演の実写映画作品についてのデータのみ記載。
スタッフ
- 監督・脚本:井上梅次 (妻はジャニーズ事務所の関連会社「クンクン」の元社長・月丘夢路)
- 製作:ジャニー喜多川、小倉斉、瀬島光雄
- 原作:楠みちはる (講談社「週刊少年マガジン」連載)
- 撮影:小野正
- 美術:松井敏行
- 編集:菅野順吉
- 録音:井家真紀夫
- 照明:小中健二郎
- 音楽:渡辺敏行
- 助監督:崎田憲一
- 振付:西条満
- プロデューサー:野木勉
- プロデューサー補:筒井善範
- 企画制作:東宝映画、ジャニーズ事務所
- 協力:講談社
- 同時上映作品:『エル・オー・ヴィ・愛・N・G』 (主演:田原俊彦、出演:近藤真彦)
キャスト
- ジャニーズ少年隊
- 錦織一清 - 横浜西高校の菱木研二役 (主人公)
- 東山紀之 - 暴走族「横浜キャッツ」のリーダー・町田ひろし役 (原作漫画での名前は島田ひろし)
- 植草克秀 - 横浜西高校のバスケット部キャプテン・太田一夫役 (原作漫画には登場しない役)
- 秋吉久美子 - 白川由紀子役
- 三原順子 - “7代目 本牧レディ”こと相沢リエ役
- 樹由美子 (後の麻生祐未) - 佐藤友美役
- 鈴木幸恵 (「セイントフォー」のメンバー) - マミちゃん役
- 渡辺千秋 - マドンナの新名じゅん役 (渡辺は本作が芸能界デビュー作)
- 森次晃嗣 - 相沢卓役
- 麻丘あゆ美 - 耀子役
- 篠田三郎 - F1レーサー・島英彦役
- 坂上二郎 - 菱木源三役
- 野中マリ子 - 妻・菱木よね役
- 田中宏孔 - 村野一郎役
- すのうち滋之 - 劇中の暴走族「横浜キャッツ」のタンク役
- 優ひかり
- 車だん吉
- 磯村みどり
- 二瓶正也
- 三好圭一
- イーグルス - 横浜西高校のバスケ部員役
- ジュニア (オープニングテロップに名前が出たメンバー)
- ジュニア (テロップに名前の出ていないエキストラメンバー)
【備考】
-
Jr.出演者の内、河村、平本、牧村、鈴木、吉田、前田、内海、田中、中本、塩入は「ジャPAニーズ・ジュニア」のメンバー。
一方、守屋は「男闘呼組」、 遠藤、柳沢、正木は「忍者」、 東は「スケートボーイズ」と「平家派」へ、それぞれ後に参加している。
エピソード
- 映画のクライマックスのチキンレースシーンの撮影は、世田谷区成城の東宝スタジオ(通称:砧撮影所)内で夜を徹して行われた。
- 映画シナリオが、アイドル雑誌『ティーンアイドル』(1984年1月号、講談社)に完全掲載されている。
主なロケ地
- 私立藤嶺学園藤沢高等学校 (神奈川県藤沢市西富1-7-1。学校のシーンのロケ地として使用)
- 「restaurant bar THE PONKOTSU (ぽんこつ)」
-
横浜市中区本牧町1-43。 横浜の本牧通り(旧名:市電通り)から少し入った路地にたたずんでいたカフェバー (プールバー)。
1945年に開店。 当初はオープンキッチンの店だった。「有限会社 レストランぽんこつ」が経営。
内田裕也や松田優作なども客として来たり、1987年3月15日放送のテレビドラマ『あぶない刑事』(第24話「感傷」)でもロケ使用された店。
つたの絡まる怪しげな外観や、入り口に書かれた店名を派手なネオン管で表示しているのが特徴の店だった。 ビリヤード台の他にも、ピンボールマシンや競馬ゲームのルーレットマシンなどが置いてあり、アメリカナイズされた店として人気を博した。 また、この店の看板メニューであった薄目のピザも非常に人気が高かった。
しかし同地は1990年10月にマンション「アーバンピア本牧」に建て替えられる (住所表記は本牧町1-44に変更)。 PONKOTSUは同マンションの1F&B1Fに入居したものの、店の路線をお洒落なカフェに変更。 これが災いしてすっかり客が離れてしまい、2002年頃に閉店となった。
(1988年11月7日)
関連項目
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