『ジャニーズ大運動会』
『ジャニーズ大運動会』(ジャニーズだいうんどうかい)は、ジャニーズ事務所所属タレントが2チームに分かれて対抗戦を行うスポーツイベント。
正式なイベント名は年によって異なる。
種目のメインとなるのは野球大会。
ジャニーズタレントが多数出演するスポーツ大会は、ジャニーズ事務所主催のファンクラブイベントの運動会として、1971年にスタート。
1974年3月17日の第3回まで開催され、ファンクラブ会員も一緒に競技に参加していた。



一方、テレビ放送版のスポーツ大会も同じく1971年からスタートし、以下の2つのテレビシリーズとして発展していった。 (ジャニーズタレントが主体となっている催しに限る。女性アイドルも交えた運動会や水泳大会などは対象外とする)
- 『オールスター夢の球宴』シリーズ
-
(1971年3月・7月・10月、1975年〜1991年。 神宮球場、後楽園球場 → 東京ドーム)、
- 『ABC ヤングアイドル野球大会 〜野球と歌のグランドページェント〜』シリーズ
概要
- 平成以降の「ジャニーズ大運動会」は、Jリーグが発足した1993年に、サッカーブームに合わせてサッカー大会としてスタート。
ただし「ジャニーズ大運動会」のタイトルが初めて使用されたのは2000年。
なお、硬派なスポーツとしてサッカーをアピールしていきたいJリーグ(日本サッカー協会、日本プロサッカーリーグ)と、派手な演出を望むジャニーズ事務所との関係が上手く行かず、Jリーグと共同でのサッカー大会は1994年1月を最後に行われなくなり、以降は野球大会にシフトした。[1]
- 1993年〜1997年と1999年のみ「体育の日」に開催。
2000年〜2003年は「体育の日」の前日に開催された。
- 2000年からはファンが会場に入場する際に、紙製の応援うちわが配布されるようになった。
- 2004年には新潟県中越地震、2011年には東日本大震災のチャリティー野球大会を開催した。
- 種目の合間や大会の終了後にショータイムが行われ、出演者が持ち歌を歌う。
開催記録
※ 1999年以降は全て東京ドームで開催。
- 1993年6月19日 - 「Jワールドサッカー」 (阪神甲子園球場で開催)
-
本来は「’93 ABCヤングアイドル野球大会」が開催される予定だったが、急遽サッカー大会に内容変更された。
同年7月23日にABCテレビで放送。 光GENJIチームとSMAPチームが対戦し、光GENJIが勝利した。
- 1993年10月10日 (体育の日) - 「ワールド・サッカー・フェスタ ’93 IN TOKYO DOME」 (東京ドームで開催)
-
光GENJIチームとSMAPチームが対戦し、9対1でSMAPが勝利した。
リフティング大会の優勝者は、当時ジャニーズJr.だった森田剛。
翌1994年1月2日にテレビ朝日系で『夢のスーパーサッカー Jリーガー VS ビッグアイドル』のタイトルで放送された。
なおこの大会では、当初出場する予定だった2名の関西Jr.のメンバーは参加せず、サッカーの上手い関東のJr.に急遽差し替えられている。 しかし場内アナウンスや番組テロップでは、なぜか関西Jr.の名前のままで紹介されるという珍妙な事態が発生した。 “稲光一哉”名義で出場したのは真庭力也で、“金谷彰浩”名義で出場したのは小川直希。
(開場、開会前に撮られた写真。この時点ではまだ小川直希は到着しておらず写っていない)
- 1994年1月23日 - 「ワールド・サッカー・フェスタ王座決定戦 in 福岡ドーム」 (福岡ドームで開催)
-
光GENJIチームとSMAPチームが対戦し、7対6でSMAPが勝利した。
同年2月20日にABCテレビとKBC九州朝日放送にて1時間15分番組で放送。
- 1994年10月10日 (体育の日) - 「エキサイティングベースボール ’94」 (東京ドームで開催)
- 1995年10月10日 (体育の日) - 「’95 ヤングアイドル野球大会」 (東京ドームで開催)
- 1996年10月10日 (体育の日) - 「ジャニーズ ALL STAR スポーツ夢の祭典」 (東京ドームで開催)
- 1997年10月10日 (体育の日) - 「ジャニーズ野球大会 in TOKYO DOME」
-
プロ野球OB All Starsと対決。 同年11月1日に日本テレビの特番『TOKIO KinKi V6 何がなんでも日本一! 列島縦断カラダ張って来ました!』の中で放送。
- 1998年10月25日 - 「ジャニーズ&オールスター夢対決 in 大阪ドーム ’98」
-
14時から大阪ドームで開催。 スカイパーフェクTV!にて5時間の生放送が行われた。
同年12月30日にはフジテレビ系でも放送された。
- MVP - 堂本光一
- 優秀選手賞 - 長野博、松岡昌宏、長瀬智也
紅組のキャプテンは城島茂、白組キャプテンは坂本昌行が務め、TOKIO、KinKi Kids、V6、ジャニーズJr.の総勢110人が参加。 リレーやミニサッカー、野球などを行い、100対150で白組が勝利した。
- 1999年10月10日 (体育の日) - 「ジャニーズ&オールスタードリームマッチ1999 in 東京ドーム」
-
前年同様、スカイパーフェクTV!にて5時間の生放送が行われた。タイトルは『夢のスポーツ対決』。
また、2000年1月3日にはフジテレビ系でも『TOKIO!KinKi!V6!嵐!Jr.! 超豪華密着150分 マジ勝負スペシャル』のタイトルで放送。
- MVP - 松岡昌宏
- 優秀選手賞 - 坂本昌行、森田剛
- 2000年10月8日 (体育の日の前日) - 「ジャニーズ大運動会 in 東京ドーム」
-
同年10月13日にTBS系で『ジャニーズ筋肉番付 炎の体育会No.1決定戦!』のタイトルで放送。
- MVP - 坂本昌行
- 優秀選手賞 - 国分太一、長瀬智也、滝沢秀明
- 2001年10月7日 (体育の日の前日) - 「ジャニーズ大運動会 in 東京ドーム」
-
同年10月12日にTBS系で『ジャニーズ筋肉番付 炎の体育会No.1決定戦!』のタイトルで放送。
- MVP - 松岡昌宏
- 優秀選手賞 - 堂本光一、滝沢秀明、亀梨和也
- 2002年10月13日 (体育の日の前日) - 「ジャニーズ大運動会 in 東京ドーム」
-
同年10月22日にTBS系で『ジャニーズ筋肉番付 炎の体育会No.1決定戦!』のタイトルで放送。
- MVP - 二宮和也
- 優秀選手賞 - 坂本昌行、松岡昌宏
- 2003年10月12日 (体育の日の前日) - 「ジャニーズ体育の日FAN感謝祭」
-
後にVHSビデオとDVDが販売された。 詳細は後述。
- MVP - 岡田准一
- 優秀選手賞 - 二宮和也、亀梨和也
- 2004年11月12日 - 「新潟県中越地震支援チャリティー ジャニーズ選抜スター野球大会 〜今僕たちにできること〜」
-
総勢60名のジャニーズタレントが、ファン3万人を無料招待し、会場に募金箱を設置して行ったチャリティーイベント。集められた義援金と、映画会社ワーナー・ブラザースからの寄付金、さらにタレントらの寄付金は、被災地域の教育現場に届けられることとなった。
タレントらはセ・リーグとパ・リーグに分かれて野球で対戦し、監督は元プロ野球選手の宮本和知と佐々木修がそれぞれ務めた。試合は9対8でパ・リーグが勝利。
- 2009年12月13日 - 「ファン感謝DAY 2009 ジャニーズ選抜大運動会」
-
総勢150名が参加し、亀梨和也がキャプテンで関東出身者中心の白組と、堂本光一がキャプテンの関西出身者の紅組に分かれて対戦。
野球、サッカー、リレーの3競技が行われ、白組が勝利した。
- MVP - 野球部門:亀梨和也 (ピッチャー)、サッカー部門:中丸雄一
- ファインプレー賞 - 野球部門:山田涼介、今井拓哉、サッカー部門:北山宏光、有岡大貴、リレー部門:上田竜也、玉森裕太、森本慎太郎
- 健闘賞 - 野球部門:内博貴 (ピッチャー)、サッカー部門:赤西仁
- 敢闘賞 - 野球部門:中山優馬、サッカー部門:知念侑李
- 2011年5月29日 - 「Marching J ジャニーズチャリティー野球大会 2011」
-
約200名のタレントが参加した野球大会。東日本大震災被災者支援プロジェクト「Marching J」関連企画。
入場料等の総売上げから運営費を差し引いた額が義援金として寄付されることとなった。 試合は「J-WHITE」が勝利。
- 最優秀選手賞 - 亀梨和也
- 優秀選手賞 - 坂本昌行
- 敢闘賞 - 堂本光一・内博貴
- ファインプレー賞 - 今井翼、河合郁人
- チームプレー賞 - 北山宏光、中山優馬、岩橋玄樹、今井拓哉
同年7月4日、フジテレビ系『おじゃマップ』で試合前の楽屋に香取慎吾が潜入する模様が放送された。
- 2012年3月18日 - 「ジャニーズJr.選抜 野球大会 2012春」
-
野球大会と銘打っているが4種目で対決し、総勢200名が参加した。野球とリレーは知念侑李率いる「J-RED」が、サッカーとマラソンは山田涼介率いる「J-WHITE」が勝利。
合計得点が高かったJ-REDが優勝した。
- MVP - 知念侑李
- 最優秀選手賞 - 野球部門:中山優馬、サッカー部門:北山宏光、マラソン部門:佐藤勝利、リレー部門:中島健人
- 特別賞 - 戸塚祥太
同年5月3日、フジテレビワンツーネクストで大会の模様が放送された。
- 2016年4月13日 - 「“東京ドームに全員集合”みんなにサンキュー!ジャニーズ野球大会」
-
45名の出場者が野球で戦い、近藤真彦監督率いるJ.REDが8対6で東山紀之監督率いるJ.Whiteに勝利。
選手以外のタレントも参加し総勢106名で開催。
- MVP - 坂本昌行
- ファインプレー賞 - 堂本光一、亀梨和也、橋優斗
- 敢闘賞 - 中山優馬
- 2017年4月16日 - 「ジャニーズ大運動会 2017」
-
若手を中心とした総勢129名の出場者が、上田竜也率いる「J-RED」と中丸雄一率いる「J-WHITE」に分かれて対決。
- MVP - 上田竜也、地優吾、松村北斗、鈴木舜映 (200mリレーのメンバー)
- 優秀選手賞 - 50mダッシュ:菅田琳寧、ベースボールバトル:岩橋玄樹、PKバトル:北山宏光、障害物ダッシュバトル:中間淳太、フリースローバトル:長妻怜央、200m選抜リレー:七五三掛龍也
- 敢闘賞 - 中山優馬、橋優斗
- 一番盛り上げたで賞 - 知念侑李
野球、障害物競走、PK、フリースロー、綱引き、玉入れ、50m走、200mリレーの過去最多8種目で対決し、大会は6時間以上に渡って行われ、総合得点1070対862でJ-REDが勝利した。
映像作品
- ジャニーズ体育の日ファン感謝祭 2003.10.12 in TokyoDome 〜完全密着スペシャル篇〜
-
(初回限定版。
187分(68分+119分)。
税込7,500円。
2003年12月にJohnny's web会員限定で予約通信販売。
好評につき、翌2004年6月4日に市販。
2本組VHS(先行販売版の品番:JCX-003〜004、市販版の品番:GNVW-100201〜100202)、2枚組DVD(先行販売版の品番:JCX-005〔Disc1・Disc2とも品番はJCX-005〕、市販版の品番:GNBW-100501〜100502)。
この初回限定版はBOX仕様で、通常版には無い特典映像が付いており、更にグループごとのトレーディングカード20枚(5袋)が封入。カードの内容は、TOKIO、KinKi Kids、V6、嵐、タッキー&翼の各ソロメンバー)
- ジャニーズ体育の日ファン感謝祭 2003.10.12 in TokyoDome
-
(通常版。
119分。
税込3,700円。
2003年12月にJohnny's web会員限定で予約通信販売。
好評につき、翌2004年6月4日に市販。
VHS(先行販売版の品番:JCX-001、市販版の品番:GNVW-1001)、DVD(先行販売版の品番:JCX-002、市販版の品番:GNBW-1004))
関連項目
- J2000 - 2000年に結成されたジャニーズ事務所所属タレントによる野球チーム。 今井翼が監督兼キャプテンを務め、プロ野球選手との交流試合などを行った。
- ジャニーズ草野球チーム
Text is available under



We welcome links from other websites.
Copyright of my site's all original sentences © Archive of STARTO. No rights reserved.
Copyright of my site's all original sentences © Archive of STARTO. No rights reserved.