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『DREAM BOY』 / 『DREAM BOYS

『DREAM BOY』 / 『DREAM BOYS(ドリーム・ボーイ / ドリーム・ボーイズ)は、旧ジャニーズ事務所のタレントが多数出演するミュージカル作品。 略称:ドリボ。
ボクシングやフライング演出、コントやアドリブを織り交ぜた「少年たちの夢と挫折、友情」の物語。 キャストや内容の変更を繰り返して再演されている。
作・構成・演出はジャニー喜多川。 ジャニーの逝去後は、演出:堂本光一、Eternal Producer:ジャニー喜多川のクレジットとなった。
しかし2023年にジャニーによる過去の性的児童虐待が一気に表面化したことを受け、同年以降はジャニーのクレジットは外された。

※ 出演メンバーの所属グループは公演当時のもの。




Magical Musical DREAM BOY

 

開幕前の宣伝段階では『Magical Musical Dream Boy』の表記だった。
2004年1月8日 - 31日、帝国劇場。 全41公演 (36公演+追加5公演)。 約7万5,000人動員。
テーマは「DREAM MAKER」。
21歳の滝沢秀明が帝国劇場にて、堂本光一に並ぶ同劇場最年少座長を務めた。 同劇場初となる午前公演&1日3回公演も行われた。
音楽を堂本光一が担当し、テーマ曲を書き下ろしている。 滝沢は劇中映画にてボクシング世界チャンピオン役を演じる役者役であり、物語は彼の災難と逃亡を描いている。 高さ15mからのバンジージャンプなどが話題となった。

キャスト

  • 滝沢秀明 (役者 役)
  • KAT-TUN
    • 亀梨和也、赤西仁、田口淳之介、田中聖、上田竜也、中丸雄一
  • 関ジャニ8
    • 横山裕、渋谷すばる、村上信五、丸山隆平、安田章大、大倉忠義、錦戸亮、内博貴
  • Ya-Ya-yah
    • 薮宏太
  • A.B.C.
    • 五関晃一、塚田僚一、河合郁人、戸塚祥太
  • ity
    • 横尾渉、飯田恭平、武内幸太朗
  • Jr.BOYS
    • 丸野優、北山宏光、藤ヶ谷太輔
  • ジャニーズJr.
    • 伊野尾慧 (車イスの少年役)
    • 玉森裕太 (車イスの少年役)
    • 秋山大河、有岡大貴、加藤幸宏、亀井拓、千賀健永、木雄也、冨田真央、二階堂高嗣、林翔太、松本幸大、松本光平、宮田俊哉、山下拓海
  • 主な事務所部外者
    • 薬師寺保栄、真琴つばさ


Magical Musical DREAM BOY 「KAT-TUN & 関ジャニ8編」 / 「タッキー編」



  • KAT-TUN & 関ジャニ8編 (2004年4月30日 - 5月7日、梅田コマ劇場、14公演+追加2公演、主演:亀梨和也)
  • タッキー編 (2004年5月8日 - 23日、梅田コマ劇場、22公演+追加2公演、主演:滝沢秀明)

    同年1月に帝国劇場で行われた舞台の再演。 両編合わせて、計7万6,200人を動員した。
    なお、当時「滝沢は梅田コマ劇場の最年少座長」と報道するメディアもあったが、実際の最年少座長は亀梨であった。 また、KAT-TUNの田口淳之介は右足の大腿骨と膝の間の軟骨を損傷し、2004年2月13日に大掛かりな手術を受けてリハビリ中だったため、当公演には最初から不参加となった。

    「KAT-TUN & 関ジャニ8編」 キャスト

    • KAT-TUN
      • 亀梨和也 (主演)、赤西仁、田中聖、上田竜也、中丸雄一
    • 関ジャニ8
      • 横山裕、渋谷すばる、村上信五、丸山隆平、安田章大、大倉忠義
    • Ya-Ya-yah
      • 薮宏太 (4月30日〜5月5日に出演)
    • J.J.Express
      • 木雄也
    • 関西BOYS
      • 神山智洋
    • 関西ジャニーズJr.
      • 桐山照史、中間淳太
    • 主な事務所部外者
      • 薬師寺保栄、鈴木ほのか

    「タッキー編」 キャスト

    • 滝沢秀明 (主演)
    • KAT-TUN
      • 亀梨和也、赤西仁、田中聖、上田竜也、中丸雄一
    • 関ジャニ8
      • 横山裕、渋谷すばる、村上信五、丸山隆平、安田章大、大倉忠義
    • Ya-Ya-yah
      • 薮宏太
    • A.B.C.
      • 五関晃一、戸塚祥太、塚田僚一、河合郁人
    • J.J.Express
      • 木雄也、伊野尾慧、松本光平
    • 関西BOYS
      • 神山智洋
    • 関西ジャニーズJr.
      • 桐山照史 (桐山は当時中学3年生で沖縄に修学旅行で行ったため、途中休演した期間あり)
      • 中間淳太
    • 主な事務所部外者
      • 薬師寺保栄、鈴木ほのか


    Hey! Say! DREAM BOY

      

    2005年4月27日 - 5月15日、梅田芸術劇場 メインホール。 全37公演。 約7万人動員。 主演:亀梨和也。
    滝沢が主演していた前年までのミュージカルをリニューアルしたボクシングの世界の物語。 客席上でのフライングが行われた他、挿入歌に亀梨のソロ曲『絆』が使われた。 5月5日の2部で『DREAM BOY』シリーズ通算100公演を達成。

    キャスト

    • KAT-TUN
      • 亀梨和也、田口淳之介、田中聖、上田竜也、中丸雄一 (赤西仁は出演せず)
    • 関ジャニ∞
      • 横山裕、渋谷すばる、丸山隆平、安田章大、錦戸亮 (5月6日〜15日に出演)、大倉忠義、内博貴 (5月6日〜8日に出演。病気療養のため途中降板)
    • A.B.C.
      • 五関晃一、戸塚祥太、塚田僚一、河合郁人
    • KANSAI BOYS
      • M田祟裕、神山智洋 (渋谷すばるが演じる役の弟・ユウタ役)、中田大智、山碕薫太、林真鳥 
    • B.A.D.
      • 桐山照史、中間淳太、伊藤政氏、室龍太
    • ジャニーズJr.
      • 伊野尾慧、森本龍太郎、深澤辰哉、松本光平、小野寺一希


    KAT-TUN vs KANJANI∞ DREAM BOYS (2006年)

     

    2006年1月3日 - 29日、帝国劇場。 全38公演。 7万0,072人動員。 主演:亀梨和也、渋谷すばる。
    ストーリーには従来のボクシングのほか新たに心臓移植の話が追加されており、KAT-TUNと関ジャニ∞により『ウエスト・サイド・ストーリー』をモチーフとした東西の対立が描かれている。
    本作では高度な技術を必要とするパフォーマンスが各所の見せ場となっており、1幕のサーカスの場面では宙吊りでの綱渡りや亀梨の上空15mの高さでのフライング、田口淳之介がラート技、A.B.C.が空中パフォーマンスを披露。 その他、田中と中丸がピエロに扮して観客を舞台に上げたり、J.J.Expressを中心としたちびっ子ジュニアたちによるタップダンス場面なども存在する。 また、それぞれに特化した能力を持つ中島裕翔 (演技)、ジョーイ・ティー (ダンス)、ゴトウ泰観 (バイオリン)、トミー・真央 (バトン)で結成した4人組グループ「small but BIG 4」が劇中でスペシャリスト集団として登場した。 2幕では演劇史上最大 16.2m×7.2mのビジョンを使ってカズヤが中吊りで体を真横に傾けたまま壁を走り回るスパイダーフライングを披露した。
    劇中で近藤真彦の『挑戦者』をアレンジして歌唱し、終演後のショータイムではKAT-TUNと関ジャニ∞の楽曲が歌われた。

    ストーリー

      伝説のチャンプ・スバルの半生の映画化を目論む映画プロデューサー・ヨコヤマは、かつてのスバルのライバルで、現在はショー・ビジネス界で生きるカズヤを映画主演に選ぶ。 しかし、スバルと彼を取り囲む仲間は、カズヤとその仲間に不満を持ち反発。 周囲が起こすさまざまな問題が浮上する中、スバルはカズヤに本気のボクシングの試合を申し込む。

    キャスト

    • KAT-TUN
      • 亀梨和也 (カズヤ役。ジンとリョウと幼なじみ。後遺症で目が見えなくなりつつある)
      • 田中聖 (コウキ役。チームを守るために映画会社に借金をしている)
      • 赤西仁 (アカニシ ジン役。カズヤとリョウと幼なじみ)
      • 田口淳之介 上田竜也 中丸雄一
    • 関ジャニ∞
      • 渋谷すばる (伝説のチャンプでユウタの兄・スバル役。試合で受けた後遺症に苦しんでいる)
      • 横山裕 (映画プロデューサーのヨコヤマ役)
      • 錦戸亮 (リョウ役。カズヤとジンと幼なじみ)
      • 村上信五、丸山隆平、安田章大、大倉忠義
    • A.B.C.
      • 五関晃一、戸塚祥太、塚田僚一、河合郁人
    • small but BIG 4
      • 中島裕翔 (重い病気を抱えた少年・ユウタ役)、ジョーイ・ティー、トミー・真央、ゴトウ泰観
    • Kis-My-Ft
      • 北山宏光、横尾渉、藤ヶ谷太輔、飯田恭平
    • Kis-My-Ft2
      • 宮田俊哉、玉森裕太、二階堂高嗣、千賀健永
    • J.J.Express
      • 有岡大貴、伊野尾慧、中島裕翔、木雄也、森本龍太郎、橋本良亮、深澤辰哉
    • ジャニーズJr.
      • 山田涼介、真田佑馬、森田美勇人、野澤祐樹、渡辺翔太、佐久間大介、宮舘涼太、阿部亮平

      ※ なお、「B.A.D.」の桐山照史と中間淳太の2名は、当初は出演すると発表されていたが、出演中止となった。


    DREAM BOYS (2007年)



    2007年9月5日 - 30日、帝国劇場。 全38公演。 約7万人動員。 9月11日1部で亀梨主演100公演。
    この回からはジャニー喜多川によってストーリーが整理され、主要人物が3名に絞られた。 亀梨が主人公役、田中がライバル役、屋良が主人公の友人役を務め、ボクシングのチャンピオンを殺してしまった主人公とチャンピオンの病気の弟を中心に物語を描く。 亀梨は空中ブランコや壁フライング、高速20回転などの空中パフォーマンスを披露した。

    キャスト

    • KAT-TUN
      • 亀梨和也 (主演・カズヤ役)
      • 田中聖 (チャンプのコウキ役。主人公のライバルで伝説のボクサー)
    • Musical Academy
      • 屋良朝幸 (主人公の友人・ヤラ役)
    • A.B.C.
      • 五関晃一、戸塚祥太、塚田僚一、河合郁人
    • Kis-My-Ft2
      • 北山宏光、横尾渉、藤ヶ谷太輔、宮田俊哉、玉森裕太、二階堂高嗣、千賀健永
    • ジャニーズJr.
      • 森本龍太郎、森本慎太郎、京本大我 (以上3名はトリプルキャストでユウキ役)
    • 主な事務所部外者
      • 前田美波里 (マダム役)、真琴つばさ (プロデューサー役)


    DREAM BOYS (2008年)



    2008年3月4日 - 30日:帝国劇場、4月4日 - 16日:梅田芸術劇場メインホール。 3月8日夜公演でシリーズ通算200公演を達成。
    主演の亀梨は同時期のテレビドラマ『1ポンドの福音』でもボクサー役をしていたため、筋肉で身体が一回り大きくなってしまい、23着の全ての衣装が作り直された。
    そして、最大の見せ場である亀梨のフライングの回数を前年よりも2回増やし、延べ16回となった他、従来の綱渡りや空中ブランコ、高速20回転に加え、オープニングでゴンドラから登場して宙を舞う演出も加わり、滞空時間は前年よりも5分間増え、延べ20分間となった。
    また、世界に2台しかない米国製の世界最高輝度の映像プロジェクター(1台約3000万円)を2台とも日本で初めて導入。 そのために帝劇の空調設備も改良された。

    東京公演キャスト

    • KAT-TUN
      • 亀梨和也 (主演・カズヤ役。ボクサー)
      • 田中聖 (コウキ役)
    • Hey! Say! JUMP
      • ヤブ - 薮宏太
    • A.B.C.
      • 五関晃一、戸塚祥太、塚田僚一、河合郁人
    • Kis-My-Ft2
      • 北山宏光、横尾渉、藤ヶ谷太輔、宮田俊哉、玉森裕太、二階堂高嗣、千賀健永
    • ジャニーズJr.
      • 森本慎太郎、京本大我、森田美勇人 (以上3名はトリプルキャストでユウキ役)
      • 深澤辰哉、阿部亮平、佐久間大介、岩本照、渡辺翔太、野澤裕樹、松本晃央、大川慶吾、アンダーソン・ケイシー、大森隼、畑岬、増田良、仲田拡輝、渡辺大輝、植田翔、伊藤拓美、川島如恵留、ルイス・ジェシー、ウェスリー・マッシー、ほか
    • 主な事務所部外者
      • 鳳蘭、真琴つばさ

    大阪公演キャスト

    • KAT-TUN
      • 亀梨和也 (主演・カズヤ役。ボクサー)
      • 田中聖 (コウキ役)
    • Hey! Say! JUMP
      • 薮宏太 (ヤブ役。カズヤとコウキの幼なじみ) - 4月8日〜12日のみの特別ゲスト
    • BOYS
      • 中田大智 (ダイチ役。カズヤとコウキの幼なじみ)
    • ジャニーズJr. / 関西ジャニーズJr.
      • 森田美勇人 / 藤原丈一郎 (以上2名はWキャストでユウキ役)
    • Kis-My-Ft2
      • 横尾渉、宮田俊哉、玉森裕太、二階堂高嗣、千賀健永
    • A.B.C.
      • 五関晃一、塚田僚一
    • BOYS
      • 室龍太、山碕薫太、M田崇裕
    • Hey! Say! 7 West
      • 神山智洋、竹本慎平、藤井流星
    • 関西ジャニーズJr.
      • 浜中文一 (M田崇裕が怪我で休演した時は代役も務めた)、千崎涼太、岡崎拓弥、重岡大毅、向井達郎、向井康二、大田裕明
    • 主な事務所部外者
      • 鳳蘭、伊央里直加


    DREAM BOYS (2009年)

      

    2009年9月4日 - 29日:帝国劇場 (全38公演)、10月13日 - 25日:梅田芸術劇場メインホール (全21公演)。 計59公演。
    9月11日で亀梨和也主演200公演を達成。 10月18日2部で初演から数えてシリーズ通算300公演を達成。
    ストーリーの大枠は変わりなく、主人公を亀梨、チャンプを渋谷、そしてミュージカル初挑戦となる手越はミュージシャン役を演じる。 亀梨はキャスティング打ち合わせにも参加しており、KAT-TUN、関ジャニ∞、NEWSの3組から1人ずつ集められた今作では、歌や音楽がメインとされた。 劇中歌8曲が新たに書き下ろされたほか、亀梨は自身の記録を塗り替える滞空時間24分のフライングを披露。 また縦6.7m×横8.4mの額縁の内枠を歩行する「フレーム・フライング」が初登場した。

    キャスト

    • KAT-TUN
      • 亀梨和也 (主演・カズヤ役)
    • 関ジャニ∞
      • 渋谷すばる (チャンプのスバル役)
    • NEWS
      • 手越祐也 (ミュージシャンのユウヤ役)
    • A.B.C-Z
      • 五関晃一、戸塚祥太、塚田僚一、河合郁人、橋本良亮
    • Mis Snow Man (東京公演のみ出演)
      • 真田佑馬、野澤祐樹、深澤辰哉、佐久間大介、渡辺翔太、宮舘涼太、岩本照、阿部亮平
    • FiXe (東京公演のみ出演)
      • 中江川力也、上里亮太、牧野紘二、石垣大祐
    • ジャニーズJr. (東京公演のみ出演)
      • 大塚祐哉、今野貴之 (以上2名はWキャストでナオキ役)
      • ゴトウ泰観、岸本慎太郎、ルイス・ジェシー、秋山大地、吉野翔太、堀之内竜也、栗田恵
    • Veteran (大阪公演のみ出演)
      • 浜中文一、室龍規、菊岡正展、山碕薫太、室龍太
    • 関西ジャニーズJr. (大阪公演のみ出演)
      • 千崎涼太、天野賢、清水飛鳥、向井達郎、岡崎拓弥、朝田淳弥、竜田昂征、今江大地、上仲百波、安井陸、松家英樹
    • 主な事務所部外者
      • 真琴つばさ、峰さを理


    DREAM BOYS (2011年)



    2011年9月3日 - 25日、帝国劇場。 帝国劇場開場100周年記念公演。 千秋楽でシリーズ通算350回公演を達成。
    アイドルグループを解散した3人のその後を描く物語であり、目標を失った青年を亀梨、ボクシングチャンプを田中聖、ミュージシャンを中丸雄一が演じ、3人はそれぞれボクシング映画の主演、モデルとなる選手、主題歌担当、として1つの映画に携わることになる。
    メインキャスト3人ともKAT-TUNのメンバーであり、彼らはこの舞台限定で「勝運」を名乗った。 これはジャニー喜多川の命名であり、同年3月に起きた東日本大震災の復興の願いが込められている。 またここ数年は亀梨らメインキャストも打ち合わせに参加しており、演出を手掛けるジャニーの提案や助言は少なくなっているという。
    本作では「10Battles」をテーマとした様々な対決が行われる。例えば亀梨と田中聖のボクシング対決、田中聖と中丸のラップとボイスパーカッション対決、鳳蘭と真琴つばさの「元宝塚対決」、田中聖と田中樹の「兄弟対決」など。 また中国から雑技団を招いて、亀梨はバンジージャンプを取り入れたフライングの新技「険勝好運舞空大回転」を約20日間で習得、披露した。 なお震災の影響で客席上空へのフライングは自粛された。

    キャスト

    • KAT-TUN
      • 亀梨和也 (主演・カズヤ役)
      • 田中聖 (チャンプのコウキ役)
      • 中丸雄一 (ナカマル ユウイチ役。カズヤとコウキをつなぐミュージシャン)
    • Mis Snow Man
      • 深澤辰哉、佐久間大介、渡辺翔太、宮舘涼太、岩本照 (阿部亮平は学業に専念するために芸能活動休止中)
    • ジャニーズJr.
      • 田中樹 (ジュリ役。コウキの弟)、アンダーソン・ケイシー、安井謙太郎、京本大我、高田翔
    • 主な事務所部外者
      • 真琴つばさ (マコト役)、鳳蘭 (マダム・ラン役)


    DREAM BOYS 2012

     

    2012年9月3日 - 29日、帝国劇場。
    2009年以来3年ぶりに客席上空でフライングを行い、上演150分のうちフライングは24分。 亀梨は「日本一地に足のついていないエンターテイナー」と称された。
    本作で亀梨はポスターやチラシのデザインに携わった他、ジャニー喜多川と共にキャストについての話し合いにも参加した。 キャストと共にストーリーも「絆」をテーマとして一新。 特にオープニングでは学ランを着用し、物語の中心人物たちの“これまで”の姿がより明確に描かれた。

    キャスト

    • KAT-TUN
      • 亀梨和也 (主演・カズヤ役)
    • Kis-My-Ft2
      • 玉森裕太 (チャンプ役)
    • Hey! Say! JUMP
      • 八乙女光
    • Kis-My-Ft2
      • 宮田俊哉、千賀健永
    • Snow Man
      • 深澤辰哉、佐久間大介、渡辺翔太、宮舘涼太、岩本照、阿部亮平
    • Question?
      • 石垣大祐、後藤泰観
    • 主な事務所部外者
      • 鳳蘭、樹里咲穂


    DREAM BOYS JET

      

    2013年9月5日 - 29日、帝国劇場。
    主演は新たに玉森裕太に変更。 タイトルの『JET』は「疾走感」や「躍動感」を表しており、ストーリーは従来のボクシングの話からF1レーサーの話に変更されている。 これは本作の作・演出を務めるジャニー喜多川が、タレントでありレーサーである近藤真彦を題材に制作したことが理由である。 近藤曰く、ジャニーはおそらく「生死を懸けた人間たちのドラマ」を描こうとしており、出演を説得するために幾度も電話を掛けてきたという。 近藤が、モータースポーツを題材とするならばジャニーズの舞台でしばしば見られる「華やかなショー」よりむしろ、「男同士の友情や葛藤、優しさが伝わるもの」を上演したいと伝えたところ、ジャニーがすぐに台本を仕上げたため、近藤はレースシーンの監修を務めたほか、自身24年ぶりにミュージカルへの出演を果たした。 劇中では近藤の楽曲が多数歌唱されている。
    本作では、従来のハプニングの場面はレース中の事故に変更されている。 LED画面に映像を映しながらのレースシーンでは、「生死にかかわる怖さを伝えたかった」という近藤の意向で、KONDO Racingと日本レースプロモーションの協力により実際の試合で用いられた車体が使用された。 一方で役の設定は従来からそれほど変わっておらず、事件に巻き込まれる主人公を玉森が、トップレーサー役を千賀健永が、友人役を宮田俊哉が演じ、近藤はレーシングチームのオーナー役を務めている。 なお劇中映画にてモデルとなる「チャンプ」は近藤の役割となっており、主人公のライバル役である千賀の役柄は、主人公へのコンプレックスを抱いている。

    キャスト

    • Kis-My-Ft2
      • 玉森裕太 (主演。俳優役)、宮田俊哉 (メカニック役)、千賀健永 (トップレーサー役)
    • 近藤真彦 (オーナー役。 特別出演)
    • Snow Man
      • 深澤辰哉、佐久間大介、渡辺翔太、宮舘涼太、岩本照、阿部亮平
    • ジャニーズJr.
      • アンダーソン・ケイシ― 孝、猪狩蒼弥、石垣大祐、稲葉愛弥、井上瑞稀、岩橋玄樹、ヴァサイェガ光、ヴァサイェガ渉、上原勝太郎、小川優、 角田侑晟、影山拓也、金田耀生、川ア皇輝、川ア翔太、岸孝良、倉本郁、後藤泰観、小林瑞生、 神宮寺勇太、 橋海人、橋颯、田島将吾、田中斗希、玉元風海人、千田京平、寺西拓人、豊田陸人、 中村嶺亜、 橋本涼、羽生田挙武、羽場友紀、林一平、林蓮音、原嘉孝、半澤暁、福本大樹、 前田航気、増尾陽路、増田良、松倉海斗、松田元太、松本拓真、宮近海斗、目黒蓮、森田真弥、森継亮太、 山倉沙瑠芙、 渡辺雄人
    • 主な事務所部外者
      • 鳳蘭


    DREAM BOYS 2014

      

    2014年9月4日 - 30日、帝国劇場。 全38公演。 初演から10周年目。
    舞台は従来通りボクシングとエンタメの世界に戻り、その制作発表は「格闘技の聖地」である後楽園ホールのリングで約1,000名のファンを招いて行われた。
    ストーリーについてはベースは残しつつ、岩本照演じるイワモトを宮田演じるトシヤが誤って刺してしまうというような一新された部分があった。 役柄については主人公を玉森、チャンプ役を千賀健永、アイドルグループのプロデューサー役を宮田俊哉と従来の設定を踏襲したが、兄を憎むチャンプの弟役に平野紫耀、マダムやリカに情報屋をやらされる役に永瀬廉が抜擢されるなど、新キャストも随所に登場して印象を残した。 オープニングではKis-My-Ft2の3人で手をつないでフライングを行い、さらに劇中で玉森は自身の名を冠した、フラフープを用いたフライング「玉フラ」に挑戦した。 また劇中で平野紫耀、永瀬廉、橋海人が結成したユニットにより新曲『THE DREAM BOYS』が披露された。

    キャスト

    • Kis-My-Ft2
      • 玉森裕太 (主演・ユウタ役。元アイドル)
      • 宮田俊哉 (トシヤ役音楽プロデューサー。元アイドル)
      • 千賀健永 (ケント役。ボクシングのチャンプ。元アイドル)
    • Kin Kan
      • 平野紫耀 (ショウ役。ケントの弟。アイドルユニットのメンバー。ボクシングに夢中で自分にかまってくれない兄を憎む)
    • なにわ皇子
      • 永瀬廉 (レン役。アイドルユニットのメンバー。マダムとリカに情報屋として使われる)
    • ジャニーズJr.
      • 橋海人 (カイト役。ユウタを兄のように慕う心臓病の少年。アイドルユニットのメンバー)
    • Snow Man
      • 深澤辰哉 (フッカ役。リカに悪事をささやくフィクサー)
      • 岩本照 (イワモト役。ケントの仲間。刺される)
      • 阿部亮平 (アイドルユニットのマネージャー役)
      • 渡辺翔太 佐久間大介 宮舘涼太 (いずれもケントの仲間役)
    • ジャニーズJr.
      • 寺西拓人、増田良、半澤暁、アンダーソン、森継亮太、橋凜、長妻怜央、前田航気
    • 主な事務所部外者
      • 鳳蘭 (マダム役)、紫吹淳 (リカ役)


    DREAM BOYS (2015年)

      

    2015年9月3日 - 30日、帝国劇場。 全37公演。 9月29日1部でシリーズ通算500回公演を達成。
    主演は玉森裕太(2015年9月3日〜10日、15日&16日、22日〜30日)と中山優馬(9月12日〜14日、18日〜20日) のダブルキャスト。
    本作では“芝居”の部分を観客に見てもらうため話し合いを重ね、ストーリーの「余計なものをそぎ落として」おり、役柄を必要なものだけに絞ってあるという。 両作で基本的な台本は同じだが、楽曲や演出はそれぞれ異なっている。 玉森は前年のフライング「玉フラ」に引き続き、新技「たまのぼり」を披露。 中山は自身の名を冠した空中ブランコのようなフライング「ゆうまわる」を披露している。

    キャスト (9月3日〜10日、15日&16日、22日〜30日のみ)

    • Kis-My-Ft2
      • 玉森裕太 (ボクシングを辞めた青年・ユウタ役)
      • 宮田俊哉 (トシヤ役。ユウタとケントの友人)
      • 千賀健永 (チャンプのケント役)
    • ジャニーズJr.
      • 川ア皇輝 (ユウキ役。ユウタの弟。心臓病を抱える)

    キャスト (9月12日〜14日、18日〜20日のみ)

    • 中山優馬 (ボクシングを辞めた青年・ユウマ役)
    • Sexy Zone
      • 菊池風磨 (チャンプのフウマ役)
      • マリウス葉 (マリウス役。ユウマとフウマの友人で後輩)
    • ジャニーズJr.
      • ヴァサイェガ渉 (ユウキ役。ユウマの弟。心臓病を抱える)

    全日程に出演したキャスト

    • They武道
      • 山本亮太 (ヤマモト役。刺される)
    • ジャニーズJr.
      • 安井謙太郎 (ヤスイ役。音楽ユニットのボーカル)
      • 真田佑馬 (サナダ役。音楽ユニットのギター)
      • 萩谷慧悟 (ハギヤ役。音楽ユニットのドラム)
      • 森田美勇人 (モリタ役。音楽ユニットのベース)
      • 増田良
      • 半澤暁
    • 主な事務所部外者
      • 鳳蘭 (マダム役)、紫吹淳 (リカ役)


    DREAM BOYS (2016年)



    2016年9月3日 - 30日、帝国劇場。 全38公演。
    通算539公演目となる千秋楽にて、初演からの総動員数が100万人を突破。
    本作ではラストシーン直前に「家族」「友情」「絆」「未来への誓い」といったテーマの5曲約7分間で構成される「DREAM BOYS組曲」が新たに披露された後、従来のようなハッピーエンドとは異なり、ジャニー喜多川が演出する帝劇作品の中では極めて異例の悲劇的シーンで幕を閉じる。 そしてエンディング曲として「挑戦者」が歌唱された。
    前年にストーリーを洗練させた座長の玉森は今作でさらに、従来から続く「チャンプの心臓を渡す」シーンを尊重しつつも、「もっと現実味、人間味があるリアルな方向」の芝居をしたいと考えていた。 そこでジャニー喜多川から「チャンプが主人公の腕の中で亡くなる」ラストシーンへの変更が提案されたため、メインキャストらが物語全体の構成を一から再考。 冒頭で描かれるメイン3人の子供時代と、終盤で3人が絆を取り戻すシーンによって、「親友同士の葛藤」がより明確になっている。
    ストーリー修正にともない役の性格も変更。 千賀の演じるチャンプ役は従来より熱く、「人間っぽい」ところのある人物像である。 今作では彼の秘めた本心が明らかにされ、主人公の汚名をそそぐ役割も彼が担っている。 また宮田の演じる役は最も大きくキャラクター変更されており、従来は主人公とチャンプを信じて2人の仲を取り持ち、笑いの部分を担う役柄だったが、今作では疑心に陥っている。 そのため玉森、千賀、宮田での初演時は3人が力を合わせる印象だったが、今作ではそれぞれのキャラクターの存在感が増したという。
    上述のように玉森は、従来からパフォーマンス面での評価がほとんどだった本作を、“芝居”の面で観客に印象付けたいと考えていた。 そのため当初はジャニー喜多川提案の組曲に反対していたという。 しかし実際に組曲に取り組むことで、セリフではなく歌とダンスで感情を表現する「ミュージカルっぽさ」の良さを感じることができたと玉森は述懐している。
    また他の出演者として踊り・歌・ローラースケートに特筆したメンバーとして、Mr.KINGの橋海人、HiHi Jetの橋本涼、井上瑞稀、猪狩蒼弥、橋優斗が集められ、ジャニー喜多川が「ジャクソン5」にかけて命名した公演期間限定ユニット「Johnnys'5」が結成された。 彼らは劇中で宮田扮する音楽プロデューサーが手掛けるグループ「ジェットボーイズ」として登場し、書き下ろしの新曲「Welcome To My Home Town」を披露した。
    2017年9月13日にDVD『DREAM BOYS』が発売され、初週6.2万枚を売上げている。

    ストーリー (第1幕)
      幼いころ公園のベンチで夢を語り合った3人の仲は今ではこじれていた。 新人王戦を目前にボクシングを辞めたユウタは大金を欲しがり、音楽プロデューサーになったトシヤの伝手で映画主演の仕事を得る。 それがボクシング映画だったことがチャンプであるケントの反感を買い、撮影をかけて2人はボクシングで闘うことになる。
      しかし短期間でチャンプの座に上り詰めた彼の頭蓋骨にはヒビが入っており、試合中に容体が悪化したケントはユウタの右ストレートを受けてリングに倒れる。 勝負は決まったかに思われたが、サナダがユウタのグローブから鉛の板を発見。 ケントは病院に搬送され、ユウタは身に覚えのない濡れ衣を着せられる。
      それからユウタは映画プロダクション社長であるマダムの元に身を隠していた。 しかしナイフを持って仇討ちに訪れたヤスイは、止めに入ったカイトと揉み合った末に、自身を刺して倒れてしまう。 現場にチャンプチームや警察が到着したため、ユウタはナイフを握るカイトをかばって逃走。カイトは苦しみ倒れ、トシヤはユウタを疑い軽蔑する。 しかしユウタが大金を欲していたのは、実の弟のようにかわいがっているカイトの心臓病の手術代を工面するためだった。
    ストーリー (第2幕)
      「何もかも引き受け」たユウタが逃亡する中、"ジェットボーイズ"としてアイドル活動を続けていたカイトは歌番組で発作を起こし、入院中のケントと再会する。 ユウタの無実を信じるケントに心を打たれて、カイトはナイフの一件を告白。ケントはチャンピオングローブをカイトに託し、真相究明を決意する。
      一方ユウタは、幼いころ自分を捨てた母親がマダムであり、幼いカイトを捨てた母親がリカである事実にたどりつく。 母たち2人の確執により息子たち2人の人生は狂わされた。ユウタが怒りとともに真実を告げるとリカは、実の息子であるカイトが所属する“ジェットボーイズ”と息子の恩人であるユウタを、マダム憎さに潰そうとしていた自分に気づきひどく後悔する。 そして人々の元にヤスイとケントが現れる。ナイフの件は事故だったこと、グローブの鉛はリカの指示によるサナダの狂言だったことが明らかにされ、ついにユウタの疑いは晴れた。 そこへ戻ってきたユウタはカイトの心臓手術が無事成功したことを告げ、2組の親子は和解を果たす。
      誤解が解けた3人は幼いころと同じように公園のベンチで歌う。ユウタが再びボクシングの夢を、トシヤがショービジネスの夢を語る中、ケントはそのまま動かなくなり、2人は彼を看取った。それからユウタとカイトは、天国へ旅立ったケントを胸にボクシングを続けるのであった。

    キャスト

    • Kis-My-Ft2
      • 玉森裕太 (主演・ユウタ役)
      • 宮田俊哉 (音楽プロデューサーのトシヤ役)
      • 千賀健永 (チャンプのケント役)
    • Johnnys'5 (アイドルユニット「ジェットボーイズ」役)
      • 橋海人 (カイト役。ユウタの弟)
      • 橋本涼 (リョウ役)
      • 井上瑞稀 (ミズキ役)
      • 猪狩蒼弥 (ソウヤ役)
      • 橋優斗 (ユウト役)
    • Love-tune
      • 真田佑馬 (サナダ役。悪のキーマン)
      • 安井謙太郎 (ヤスイ役。チャンプの取り巻き。ナイフで刺される)
      • 長妻怜央 (ナガツマ役。チャンプの取り巻き)
      • 諸星翔希 (モロホシ役。チャンプの取り巻き)
      • 萩谷慧悟 (ハギヤ役。チャンプの取り巻き)
      • 森田美勇人 (モリタ役。チャンプの取り巻き)
      • 阿部顕嵐 (アベ役。チャンプの取り巻き)
    • 主な事務所部外者
      • 鳳蘭 (マダム・ラン役。ショービジネス界のプロダクションの社長)
      • 紫吹淳 (リカ役。ランの部下)


    DREAM BOYS (2018年)



    2018年9月6日 - 30日、帝国劇場。 全34公演。
    本作では「HiHi Jets」の5名が、親に捨てられながらも"ドリームランド"で生きていく少年(ロストボーイ)たちという新しいキャラクターを演じ、玉森、千賀、宮田による「大人の男の友情」と、HiHi Jetsによる「これからの男の子たちの友情」が描かれた。
    玉森は直径6mのブランコBOXを用いたアクロバット“ローリング玉”を披露。 また本作で馴染みの楽曲『THE DREAM BOYS』、『挑戦者』、『Next Dream』などのほか、オープニングとエンディングにて披露されたテーマ曲『DREAMER』や、HiHi Jetsと7 MEN 侍によるローラースケートとスケボーの対決曲『Fight All Night vs All Of Me For You』をはじめとする新曲6曲が追加された。

    キャスト

    • Kis-My-Ft2
      • 玉森裕太
          (主演・ユウタ役。ボクシングを辞めた青年。幼いころ両親から捨てられ、弟の心臓移植のため金策に走る)
      • 宮田俊哉
          (トシヤ役。ユウタとケントの親友。親を捨て家を出ており、3人で親のいない子供たちを救うため“ドリームランド”を設立した。資金繰りのため映画撮影を企画する)
      • 千賀健永 (ケント役。ボクシングのチャンプ。幼少期に両親を事故で失っている)
    • HiHi Jets
      • 橋優斗 (ユウト役。ユウタの弟。心臓病を抱える)
      • 猪狩蒼弥 (ソウヤ役。航海をしたい少年。トシヤに憧れている)
      • 作間龍斗 (リュウト役。ものづくりが好きな少年)
      • 井上瑞稀 (歌と星が好きな少年)
      • 橋本涼 (上記4人にとってのリーダー。いたずら好きな少年)
    • 7 MEN 侍
      • 菅田琳寧 (スゲタ役。チャンプジムのボクサー)
      • 中村嶺亜、佐々木大光、本克樹、五十嵐玲央、今野大輝 (いずれもチャンプジムのボクサー役)
    • 主な事務所部外者
      • 鳳蘭 (マダム役)、紫吹淳 (リカ役)


    DREAM BOYS (2019年)

      

    2019年9月3日 - 27日、帝国劇場。 全36公演。
    9月21日の公演で通算600回に達した。 主演は岸優太で、滝沢、亀梨、玉森に続く4代目座長を務めた。
    ジャニー喜多川は同年7月9日に逝去したが、作・構成・演出は変わらず“ジャニー喜多川”とされた。 本作の打ち合わせはジャニーが解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血で倒れる2日前の6月16日にも行われており、キャスティングは既に済まされていた。 なお、当初は「7 MEN 侍」の菅田琳寧も出演する予定で、ポスターにも掲載されていたが、開幕直前の8月28日に「私事都合」との理由で急遽謎の降板となり (理由は家族間での問題だと見られている)、ポスターからも菅田の写真が削除された。
    また、代わりに陣頭指揮を執り、演出補佐を務めた滝沢秀明は、堂本光一に演技指導を依頼し、演出面でも2〜3年前から熱望していたタッグを実現。 生前のジャニーの意見も取り入れ、2004年に劇中で滝沢が披露していた光一作曲の『DREAM BOY』を、本作では光一の歌声で15年ぶりに復活させた。 そして主役の岸も、神宮寺と共にジムでトレーニングに励んで肉体改造し、生前のジャニーも気に入っていた1.5メートル四方の巨大キューブを操りながらフライングするアクロバット技「岸角」を完成させ、1幕のクライマックスシーンで披露した。

    キャスト

    • King & Prince
      • 岸優太 (主演・ユウタ役)
      • 神宮寺勇太 (ジン役。チャンプ。ユウタのライバルであり親友)
    • HiHi Jets
      • 橋優斗 (ユウト役。ユウタの弟。心臓病を抱える)
      • 猪狩蒼弥 (ソウヤ役。航海をしたい少年。トシヤに憧れている)
      • 作間龍斗 (リュウト役。ものづくりが好きな少年) - 9月3日未明に女性スキャンダルが発覚し、9月8日の出演をもって途中降板。
      • 井上瑞稀 (歌と星が好きな少年)
      • 橋本涼 (上記4人にとってのリーダー。いたずら好きな少年) - 9月3日未明に女性スキャンダルが発覚し、9月8日の出演をもって途中降板。
    • 少年
      • 岩ア大昇 (タイショウ役。チャンプの1番弟子役)
      • 佐藤龍我、藤井直樹
    • 7 MEN 侍
      • 中村嶺亜、佐々木大光
    • 主な事務所部外者
      • 鳳蘭 (マダム役)、紫吹淳 (リカ役)


    DREAM BOYS (2020年)



    2020年12月10日 - 2021年1月27日、帝国劇場。 全44公演。
    当初は例年通り9月に上演予定だったが、コロナウイルス感染拡大による影響で一旦中止が発表されていた。 帝国劇場では年末年始は例年『JOHNNYS' IsLAND』シリーズが上演されていたが、出演者が約80人に及ぶことから製作の東宝が万全な感染症対策が困難と判断し、キャストが計30人前後の本作に白羽の矢が立てられた。 前年に続き、岸が座長を務めた。 また、この年からジャニー喜多川はEternal Producerとしてクレジットされ、堂本光一が演出を務めるようになった。

    感染予防のために幕間は無くし、1幕2時間のノンストップ構成に変更。 ミュージカル要素が強くなり、登場人物のキャラクターと心情の表現に重きが置かれた。 また、新曲「Start Shooting」、「運命の扉」、「Fighter」が追加され、最大の肝となる主人公ユウタが1人で事件の真相を突き止めようと逃亡するシーンでは、自らの腕力だけで1本のロープを高さ6メートルまでよじ登る新技「力岸 (りきし)」が光一プロデュースの新曲「DEATH SPIRAL」と共に披露された。

    収容率100%で上演していたが、公演中の2021年1月7日に政府の緊急事態宣言が発令される。 劇場は収容率50%の人数制限、および開催時間も午後8時までを呼びかけられたが、同時に政府から各都道府県に通知された事務連絡では「1月11日までに販売開始された催物のチケットについては開催制限を適用せず、そのチケットはキャンセル不要と扱う」とされており、夜の部の上演時間も元々午後6時から8時までの2時間の公演だったため、予定通り上演が継続された。 出演者は舞台袖までマスクを着用し、ファンもロビーで会話を控えるなどしてコロナウイルス感染予防策を徹底。 出演者約30人、スタッフ約100人から誰も感染者を出さず、シリーズ最多の44公演を完走した。

    キャスト

    • King & Prince
      • 岸優太 (主演・ユウタ役)
      • 神宮寺勇太 (ジン役。チャンプ。ユウタのライバルであり親友)
    • 少年
      • 那須雄登 (ユウト役。ユウタの弟。チャンプに憧れている)
      • 岩ア大昇 (タイショウ役。チャンプの1番弟子)
      • 佐藤龍我
          出演中にモデル・女優の鶴嶋乃愛との熱愛スキャンダルが発覚し、12月20日の出演をもって途中降板。 一定期間の芸能活動自粛処分も下された。 なお、佐藤は2021年3月9日から芸能活動を再開した。
      • 金指一世、藤井直樹、浮所飛貴
    • 7 MEN 侍
      • 中村嶺亜 (レイア役)
      • 菅田琳寧、本克樹、佐々木大光、今野大輝、矢花黎
    • 主な事務所部外者
      • 鳳蘭 (12月10日 - 26日。マダム・エマ役)、樹里咲穂 (12月27日 - 1月27日。マダム・エマ役)、紫吹淳 (マリア役)


    DREAM BOYS (2021年)



    2021年9月6日 - 29日、帝国劇場。 全31公演。 上演時間:1幕制 (2時間)。
    ジュリが7 MEN 侍と少年忍者のメンバーを従えてチャンプの心意気を歌う『SUPER HERO』、ジムでトレーニングに励む少年忍者による『Knock Out (K.O.)』、フウマが疑いをかけられて逃亡し、過去を振り返りながら思いを吐露する『hourglass』(菊池自らが作詞)が、キャラクターの心情や物語を掘り下げる新曲として追加された。

    キャスト

    • Sexy Zone
      • 菊池風磨 (主演・フウマ役)
    • SixTONES
      • 田中樹 (ジュリ役。チャンプ)
    • 7 MEN 侍
      • 中村嶺亜 (レイア役)
      • 菅田琳寧 (同年8月10日からコロナウイルスの感染が発覚していたため、9月10日の夜公演からの出演となった)
      • 本克樹、佐々木大光、今野大輝、矢花黎
    • 少年忍者
      • 青木滉平、安嶋秀生、ヴァサイェガ渉、内村颯太、織山尚大、川ア皇輝 (心臓が弱いコウキ役。フウマの弟)、北川拓実、黒田光輝、豊田陸人、檜山光成、平塚翔馬、深田竜生、元木湧
    • 主な事務所部外者
      • 鳳蘭 (芸能プロデューサーのマダム・エマ役。フウマの母)、紫吹淳 (マリア役)


    DREAM BOYS (2022年)



    2022年9月8日 - 30日、帝国劇場。 全28公演。

    キャスト

    • Sexy Zone
      • 菊池風磨 (主演・フウマ役)
    • SixTONES
      • 田中樹 (ジュリ役。チャンプ)
    • 7 MEN 侍
      • 中村嶺亜 (レイア役)、菅田琳寧、本克樹、佐々木大光、今野大輝、矢花黎
    • 少年忍者
      • 青木滉平、ヴァサイェガ渉、内村颯太、織山尚大、川ア皇輝 (心臓が弱いコウキ役。フウマの弟)、北川拓実、黒田光輝、豊田陸人、檜山光成、深田竜生、元木湧
    • 主な事務所部外者
      • 鳳蘭 (芸能プロデューサーのマダム・エマ役。フウマの母)、紫吹淳 (マリア役)


    DREAM BOYS (2023年)

      

    2023年9月9日 - 28日、帝国劇場。 全26公演。
    当初は少年忍者の織山尚大も出演予定だったが、体調不良により稽古期間が十分に確保出来ず、降板となった。

    キャスト

    • Snow Man
      • 渡辺翔太 (主演・ショウタ役)
    • SixTONES
      • 森本慎太郎 (チャンプ役)
    • 7 MEN 侍
      • 中村嶺亜、菅田琳寧、本克樹、佐々木大光、今野大輝、矢花黎
    • 少年忍者
      • 青木滉平、安嶋秀生、ヴァサイェガ渉、内村颯太、川ア皇輝、北川拓実、黒田光輝、豊田陸人、檜山光成、深田竜生、元木湧
    • 主な事務所部外者
      • 鳳蘭、紫吹淳


    映像作品

    • DREAM BOY (2004年8月11日、avex trax。VHS/DVD) - 2004年1月&5月公演
    • KAT-TUN vs KANJANI∞ DREAM BOYS (2006年6月28日、J Storm。DVD) - 2006年公演
    • DREAM BOYS (2008年2月27日、J Storm。DVD) - 2007年公演
    • DREAM BOYS (2017年9月13日、avex trax。DVD) - 2016年公演
        初回生産限定盤には特典CDが付属。
        【特典CD収録曲】
        1. Next Dream (歌:玉森裕太、千賀健永、宮田俊哉)
        2. SURVIVOR (歌:玉森裕太)
        3. ビューティフルデイズ (作詞・歌:宮田俊哉)
        4. BOMB (歌:千賀健永)
        5. Crazy My Dream (歌:玉森裕太)
    • DREAM BOYS (2022年8月10日、Top J Records。DVD/Blu-ray) - 2021年公演
    • DREAM BOYS (2024年4月17日、MENT RECORDING。DVD/Blu-ray) - 2023年公演
        初回生産限定盤はスリーブ仕様・20ページのブックレット付きで、更に渡辺翔太・森本慎太郎による約74分の特典映像「セレクトシーンビジュアルコメンタリー」を収録。 通常盤には、リハーサルから千秋楽まで舞台の裏側に密着した約36分の特典メイキング映像を収録。


    関連項目



    外部リンク








    出典: フリー百科事典『ウィキペディア (Wikipedia)』より改訂
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