修二と彰
修二と彰(しゅうじとあきら)とは、2005年にジャニーズ事務所からCDデビューした男性アイドルデュオである。 所属レコード会社はジャニーズ・エンタテイメント。
なお、亀梨&山下コンビは、11年半後にも「亀と山P」として再びコンビを組んでいる (所属レコード会社はジェイ・ストーム)。
メンバー
- 桐谷修二 - 亀梨和也 (KAT-TUN)
- 草野彰 - 山下智久 (NEWS)
概要
- 2005年に、テレビドラマ『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系)での共演をきっかけに、亀梨和也(KAT-TUN)と山下智久(NEWS)によって結成された、所属グループの枠を超えた期間限定ユニット。
- ユニット名は、劇中で亀梨が演じた「桐谷修二」と、山下が演じた「草野彰」から取り、ジャニー喜多川が名付けた。
- 2005年11月2日に発売したシングル『青春アミーゴ』は、発売一週目から様々な記録を打ち立て、同年では邦楽界で唯一のミリオンセラーとなった。 スウェーデンの作曲家チームによって製作された本作は幅広い世代に支持され、非常に大きな反響を呼んだ。 そのため、翌2006年にはスウェーデンでも発売されることとなった。
- 当初は、2005年末までの活動予定だったが、人気が高かったため、2006年に入ってからもテレビ番組への出演が続いた。
エピソード
- 2人の関係性
-
2人はジャニーズJr.時代から仲が悪く(一時期は仲良しだったが、ある時のケンカが原因で不仲になった)、テレビドラマの撮影に入ってからも関係は変わらなかった。
しかし、このままではいけないと思った山下が話し合いの場を設け、互いの思いをぶつけ合ったことによって関係を修復し、親しくなった。
ドラマ『野ブタ。をプロデュース』終了後は、2人で温泉旅行に行く約束もしていた。ただし、互いの都合が合わず、実行には至っていない。
「修二と彰」としての活動を終えた後も、雑誌『Wink Up』誌上などでメッセージをやり取りしたりと、親交が続いた。
- 「青春アミーゴ」を発売した時、亀梨はまだKAT-TUNとしてCDデビューしていなかったため、本作が初のCDとなった。
- 山下は「修二と彰」の人気について、「7割はカメ(亀梨)だと思った」と述べている。
- 「青春アミーゴ」というタイトルが決まる前は、「タオルミナの綺麗な空」という仮タイトルだった。
- 『ミュージックステーション』で「青春アミーゴ」の歌詞を間違った亀梨は、後に山下がソロ『抱いてセニョリータ』を同番組で初披露して歌詞を間違えた際、「これでやっと2人で一つだね」というメールを送っている。
- 両者共に、『とんねるずのみなさんのおかげでした』内のコーナー「新・食わず嫌い王決定戦」に出演した際に負けてしまい、罰ゲームとしてそれぞれソロで「青春アミーゴ」を歌わされている。
なお、山下が歌う際は、以前に放送された亀梨のシーンを画面上に合成し、あたかも2人で踊っているかのような演出がなされた。
- SMAPの香取慎吾は、「修二と彰」のことを、「ヒロシとアツシ」と間違って発言している(『うたばん』にて)。
- スウェーデンの作曲家チームによって製作された本作がきっかけの一つとなり、山下と同じく「NEWS」に所属するメンバーからなるユニット「テゴマス」が、後にシングル『Miso Soup』でスウェーデン先行デビューしている。
主なテレビ出演
2005年
- ズームイン ! ! サタデー (ドラマ放送期間中) - 毎週土曜にVTR出演し、番組とのコラボレーション企画などを行った。
- 歌笑HOTヒット10 (10月23日、11月20日)
- うたばん (10月27日)
- ミュージックステーション
- 10月28日、後藤泰観によるバイオリン演奏から始まるスペシャルバージョンを披露する。亀梨が歌詞を間違え、歌が終わったあとに頭を下げた。
- 11月4日、円形ステージでファン200人に囲まれてのライブ形式で出演する。
- 11月11日、2週連続出演の予定であったが視聴者の要望により3週連続での出演となる。
- 12月23日、『ミュージックステーションスーパーライブ』に出演し、テレビ番組上では初となる「青春アミーゴ」のフルコーラスを披露、2番ではアドリブを入れた。修二と彰としてだけではなく、亀梨はKAT-TUNとして、山下はNEWSとしてもパフォーマンスを披露した。
- HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP (10月31日)
- 音楽戦士 MUSIC FIGHTER (11月4日)
- 1億3000万人が選ぶ!ベストアーティスト (11月30日)
- 見なきゃソンSONG「PRIDEかけてジャニーズ歌合戦」 at TOKYO DOME since 1998 (12月31日)
2006年
- 家族で選ぶにっぽんの歌 (3月18日)
- 24時間テレビ「愛は地球を救う」 (8月27日) - 番組枠内で「日本中が修二と彰! 1億3000万人の青春アミーゴ ! !」というテーマで日本武道館と全国各地の募金中継会場を結んで歌った。
2007年、2008年
- 10年目だよ!見なきゃソンSONG ジャニーズカウントダウン歌合戦 (2007年12月31日〜2008年1月1日) - 亀梨、山下に加え、この日限り赤西仁と錦戸亮も参加して、4人で歌った。
ディスコグラフィ
シングル
- 青春アミーゴ c/w カラフル c/w 絆
-
(2005年11月2日:日本、2005年11月16日:台湾、2006年6月21日:スウェーデン。 台湾・スウェーデンでは「通常盤」のみの発売)
通 常 盤
- 青春アミーゴ (歌:修二と彰)
- 作詞:zopp、作曲・編曲:Shusui, Fredrik Hult, Jonas Engstrand, Ola Larsson
- テレビドラマ『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系)主題歌。
第78回 選抜高等学校野球大会入場行進曲。
デモの段階でのタイトルは「タオルミナの綺麗な空」で、イタリア・シチリア島にある町、タオルミーナを舞台にした歌詞だったが、後に日本の田舎を舞台にした内容に改められた [1]。
2人が所属するグループの楽曲とは一線を画しており [2]、歌謡曲を彷彿とさせる曲調は幅広い年代に支持された [3]。
同曲のMVには、テレビドラマの中で亀梨の弟役を演じた中島裕翔がバックダンサーとして出演している。
- カラフル (歌:山下智久)
- 作詞:山下智久、作曲:森元康介、編曲:十川知司
- テレビドラマ『ドラゴン桜』(TBS系)挿入歌。
ドラマを制作したTBS側からオファーを受け、劇中で演じた役柄からヒントを得て歌詞を書いた楽曲 [4]。
ドラマ放送時はCD化は未定となっていたが、本作に収録されることとなった。
- 絆 (歌:亀梨和也)
- 作詞:亀梨和也、作曲・編曲:馬飼野康二
- テレビドラマ『ごくせん 第2シリーズ』(日本テレビ系)挿入歌。
- 青春アミーゴ (オリジナル・カラオケ)
- カラフル (オリジナル・カラオケ)
- 絆 (オリジナル・カラオケ)
初回生産限定盤
12ページのスペシャルブックレット付き。
- 青春アミーゴ
- カラフル
- 絆
各種データ
- 最高位1位 (オリコン)
- 最高位1位 (Five Music)
- 最高位41位 (hitlistan.se)
- 2005年度年間順位1位 (オリコン)
- 2006年度年間順位3位 (オリコン)
- ミリオン(日本レコード協会)
- ソング・オブ・ザ・イヤー(第20回日本ゴールドディスク大賞)
青春アミーゴ 「修二と彰」のシングル ジャンル J-POP 時間 13分15秒 (初回生産限定盤)
26分28秒 (通常盤)レーベル ジャニーズ・エンタテイメント プロデュース 周水 チャート最高順位 ゴールド等認定
- オリコン初登場1位を記録。 2005年度の初動売上としてはMr.Children『四次元 Four Dimensions』に続き第2位。 テレビドラマのキャラクターの首位獲得としては、浅香唯、大西結花、中村由真による風間三姉妹の『Remember』、長瀬智也による桜庭裕一郎の『ひとりぼっちのハブラシ』に続き史上3組目。
- 発売から4日で出荷枚数が100万枚を突破。 発売3週目にして2005年度年間順位1位の座を獲得。発売4週目でオリコンでのミリオンセラーとなる。
- 2006年1月16日付のオリコンで再び1位に返り咲いた。 中8週あけてのオリコン1位返り咲きはSMAP『世界に一つだけの花』(39週)、松田聖子『ガラスの林檎/SWEET MEMORIES』(10週)に次ぐ歴代3位。
- 2005年、2006年のオリコン年間シングルランキングで2年連続の年間TOP3入り。
- 「M-ON! Countdown 100」にて、2005年、2006年年間ランキング第1位。 同ランキングでの2年連続同一楽曲の首位は史上初。
オリコン週間シングルチャート第1位
2005年11月14日付 〜 2005年11月21日付 (2週連続)前作:
平井堅
『POP STAR』修二と彰
『青春アミーゴ』次作:
嵐
『WISH』
オリコン週間シングルチャート第1位
2006年1月9日付 〜 2006年1月16日付 (2週連続:合算週、通算4週)前作:
KinKi Kids
『SNOW! SNOW! SNOW!』修二と彰
『青春アミーゴ』次作:
倖田來未
『feel』
オリコン週間シングルチャート第1位
2005年11月度 〜 12月付 (2ヶ月連続)前作:
大塚愛
『プラネタリウム』修二と彰
『青春アミーゴ』次作:
KinKi Kids
『SNOW! SNOW! SNOW!』
オリコン年間シングルチャート第1位
2005年付前作:
平井堅
『瞳をとじて』修二と彰
『青春アミーゴ』次作:
KAT-TUN
『Real Face』
オリコン年間カラオケチャート第1位
2006年付前作:
ORANGE RANGE
『花』修二と彰
『青春アミーゴ』次作:
絢香
『三日月』
日本テレビ土曜ドラマ主題歌 先代: 女王の教室 EXILE
『EXIT』野ブタ。をプロデュース 修二と彰
『青春アミーゴ』次代: 喰いタン B'z
『結晶』
選抜高等学校野球大会入場行進曲 先代: 2005年 第77回 サザンオールスターズ
『君こそスターだ』2006年 第78回 修二と彰
『青春アミーゴ』次代: 2007年 第79回 TOKIO
『宙船 (そらふね)』 - 青春アミーゴ (歌:修二と彰)
出典
- ^ 作詞者・zoppのブログ「音楽業界綱渡り」 (2006年8月25日)
- ^ 「亀梨&山下グループ超えユニット結成」 スポーツニッポン (2005年9月23日)
- ^ 「「青春アミーゴ」の真相!なぜ、修二と彰はこんなに売れたのか!?」 ORICON STYLE (2005年12月2日)
- ^ 「「NEWS」山下 ドラマで“ソロ歌手”」 スポーツニッポン (2005年7月7日)
外部リンク
- 「青春アミーゴ」プロデューサーが語る制作秘話
- Five Music 5大日韓暢銷排行榜 - 台湾のCDチェーン店による音楽チャート。
- hitlistan.se - スウェーデンの公式音楽チャート。
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Copyright of my site's all original sentences © Archive of STARTO. No rights reserved.
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