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Taka

        (手越祐也と)


Taka(タカ、本名&旧芸名:森内貴寛、1988年4月17日 - )は、東京都渋谷区松濤出身のロックミュージシャン。 ロックバンド「ONE OK ROCK」のボーカリストであり、男性アイドルグループ「NEWS」のインディーズ時代の元メンバー。 ジャニーズ時代の愛称:もりもり。
2005年3月から2012年初頭までは、親権を持った母親の姓である「森田」を名乗り、一時的に「森田貴寛」の名義を通名として使用していた (戸籍上はずっと森内貴寛のまま)。
6歳下の弟・森内寛樹は、ジャニーズJr.を経てロックバンド「MY FIRST STORY」のボーカルに。




所属事務所

  1. ジャニーズ事務所 (2001年9月 - 2004年)
  2. アミューズ (2006年 - 2021年3月31日)
  3. 株式会社 10969 (ワンオーナインシックスナイン。2021年4月1日 - )

ジャニーズ時代の参加ユニット

  • NEWS (2003年)

その後の参加ユニット



来歴

  • 2001年、中学1年の夏、父親の森進一に連れられて観に行った少年隊のミュージカル『PLAYZONE 2001 EMOTION “新世紀”』に魅了される。 そして、「パパ、僕も踊りたい!」と頼んでジャニー喜多川へ紹介してもらい、同年8月よりジャニーズ事務所のレッスンに通い始める。

  • 同年10月19日、テレビ朝日『ミュージックステーション』に電撃初出演し、ジャニーズJr.のメンバーとして父親の代表曲『襟裳岬』を熱唱。

  • 2002年6月20日、両親のジョイントコンサートに飛び入りで出演 。

  • 2003年9月15日、山下智久、小山慶一郎、錦戸亮、増田貴久、加藤成亮、手越祐也、内博貴、草野博紀との9人組ユニット「NEWS」のメンバーに選出され、インディーズからCDデビュー。
    しかし、基本的に森内は歌番組などの主だった仕事以外は参加せず、地方や海外での仕事には学業を理由に一切顔を出さなかった。
  • NEWSの結成に当たり、両親が大物歌手という話題性の大きな森内が参加するとなると、グループの中心的存在が森内になってしまうため、それまでジャニーズJr.の中心人物だった山下智久含む「Four Tops」のファンの間では、森内の加入を反対する者が非常に多かった。 そして、父親である森進一の公式サイトの掲示板に苦情の書き込みが殺到。 その結果、掲示板が閉鎖に追い込まれるという事態が起こっている。
    森内本人も当時を述懐し、「本当に嫌われてたんですよ、昔の俺は。 急にポンっと入って前に出てきたっていうのもあるんでしょうけど、あまりにも嫌ってくる」と語っている。(『MUSICA』2012年9月号)
  • 2003年11月30日に発売された雑誌『BUBKA』(2004年1月号)にて、当時まだ15歳(中学3年生)の未成年であった森内の、喫煙を示唆する写真、ベッドに女性と上半身裸で寝ている写真などが掲載され、一大スキャンダルとなる。
    これにより、事務所はペナルティとして、NEWSからの脱退と謹慎処分を森内に課した。 また、このスキャンダルは父親の逆鱗にも触れ、中学の成績も落第寸前であったため、学業を優先すべく、2003年12月18日より芸能活動を休止することとなった。 その後も事務所からは、「高校を卒業するくらいまでは(事務所に)戻れない」と言われたため、退所の道を選んだ。 (ただし、父親の森進一とジャニー喜多川は古くからの親友なので、森内がスキャンダルから退所に至った後も、両者の仲は良好である)
  • 共通の友人と共に、RIZE金子ノブアキと食事をする機会があり、ライブに誘われる。 後日、初めてRIZEのライブを見て感動し、ロックに目覚めて自分もバンドをやりたいという思いが生まれる。
  • 高校1年の冬、「音楽で生きていく。バンド活動に専念したい」と言って学校を辞めようとした所、森進一は激怒。 高校の先生にも会いに行き、「息子を学校に留めるよう説得して欲しい」と頼んだが、結局森内は高校を1年一杯で中退した。 森進一はこれを機に森内を勘当し、「お前一人で生きていけ!」と家から追い出す。(2人は数年後に和解)
    森内は自活を開始し、青山のスナックで厨房周りのアルバイトをしながら、大阪の音楽学校に定期的に通ってギターやパソコンを習う。 そして2004年末頃、慶應義塾時代の友人2人と、エレクトーン、クリアギター、ボーカルの3人編成のバンド「CoMChivalry of Music)」を組み、マルーン5のカバーなど、R&Bやバラード曲中心のライブ活動を始める。 森内はボーカルを担当した。
  • 2005年3月、両親の離婚により母・森昌子(本名:森田昌子)に親権が移り、「森田貴寛」の名義を2012年初頭まで通名として使用した (戸籍上は森内貴寛のまま)。 なお、2人の弟の親権は父・森進一が持っている(養育権は母親)。
  • 2005年4月、バンド「ONE OK ROCK (ワン・オク・ロック)」を結成したばかりのToruが共通の友人を介してCoMのライブを観に訪れ、Takaの声と歌唱力に衝撃を受け、その場でボーカルに勧誘。 日に何度も届くメールの他、次のライブやバイト先にまで現れるToruの熱意に押し切られる形でONE OK ROCKの練習に参加してみると、自分が本来求めていたバンド像(初めてライブハウスで見た時のRIZE)に近いものを感じ、スタジオに通うようになる。
  • 2005年5月、ONE OK ROCKに賭ける決意を固めて正式に加入し、「Taka」の名でボーカルを担当。 都内を中心にライブ活動を重ねる。
    翌2006年に大手芸能事務所「アミューズ」に所属し、同年7月26日にインディーズでCDデビュー。 更に翌2007年4月25日には、シングル『内秘心書』でメジャーCDデビューも果たした。
  • 2009年4月、メンバーのALEXが不祥事でバンドを脱退。 同年秋、残った4人で活動を再開し、2010年2月に発表したシングル『完全感覚Dreamer』が、初のオリコントップ10入りを果たす。 続いて6月に出したアルバム『Nicheシンドローム』が高評価を得て、11月には初の武道館ライブを敢行した。
  • Takaは結成当初から他のメンバーに「絶対世界へ連れて行くから」と言い切っていた。 その言葉通り、ハイエースに機材を積んで自分たちで運転し、日本中のライブハウスを回る所から、ライブを重ねるごとに会場も少しづつ大きくなり、結成5年目に武道館公演、2012年にはアリーナツアー、2014年には横浜スタジアム2DAYSと、着実に目標を達成していった。
    そして海外公演も、2012年のアジア3都市を皮切りに、2013年にはヨーロッパ・アジアツアー、2014年には北米のワープド・ツアー ’14に参加。 北米から南米、ヨーロッパは前年の4ヶ国から10ヶ国へとロシアまで範囲を広げ、大型バスに寝泊まりしながら国を移動し、10日に9本のペースでライブをこなすツアーを敢行した。
    また、2013年から海外レコーディングの準備を始め、自ら何度も渡米して複数のプロデューサーにコンタクトを取り、話を進めた。 2014年はメンバー全員で渡米しレコーディングに3ヶ月を費やし、ワープドツアー、横浜スタジアム2DAYSを挟んで更に秋にまた渡米し、数曲録音した。
    こうして結成10年目の2015年2月、全曲US録音の7thアルバム『35xxxv』をリリース。 オリコン週間チャートでCDとしては初の1位、World Music Awardsで初登場4位を記録した。

  • 2015年7月18日、ONE OK ROCKとVansとのコラボシューズを発売。 Takaが1〜12の数字をモチーフにしてVansのスニーカー「SLIP-ON」をデザインした。


人物

  • 演歌歌手の森進一、森昌子夫妻(離婚)の息子であり、三兄弟の長男。
    1歳下の次男・森内智寛は、慶應義塾大学を卒業後、2012年4月にテレビ東京に入社。制作局に配属され、アシスタントディレクターとなった。 6歳下の三男・森内寛樹は、ジャニーズJr.として活動した後、「Hiro」の名で、ロックバンド「MY FIRST STORY」のボーカルに。

  • 好きな食べ物 - パスタ、肉

  • 好きな色 - オレンジ

  • 長所 - 誰とでも気軽に話せる

  • 短所 - 短気

  • 渋谷区恵比寿の私立小学校の慶應義塾幼稚舎から始まり、慶應義塾湘南藤沢中等部を経て、慶應義塾湘南藤沢高等部に進学するも、高等部の1年一杯で自主退学した。 富豪の両親から金銭面では甘やかされて育ったため、中学・高校時代は、渋谷区松濤の自宅から神奈川県藤沢市の学校までの長距離をタクシーで通学していた。 なお、「その後は堀越高等学校へ編入した」という情報が世間に出回っているが、誤報である。

  • イギリスへの留学経験がある。

  • 英語が堪能。 英語詞も自ら作詞する。

  • ハスキーでハイトーンな声を特徴とし、力強い声量や抑揚のある高音域の歌を得意とする。

  • ONE OK ROCKでは、Takaが作詞・作曲を主に担当している。 また、バンドメンバーからは「メンバーで一番几帳面でしっかり者」と評されている。

  • Mr.Children、西川貴教、hyde、175R、UVERworldのTAKUYA∞、野田洋次郎、清水翔太、松本潤、十三代目市川團十郎白猿、山田孝之、綾野剛、佐藤健、城田優、三浦翔平、三浦春馬、山田親太朗、尾上松也、GENKING、IVAN、山本舞香、ローラ、武尊、木村ミノル、井岡一翔、松山英樹、“ガーシー”こと東谷義和など、幅広い交友関係を持つ。

  • 毎年大みそかに友人を集めて盛大なパーティーを開くのが恒例となっている。

  • 猫アレルギー。

  • 2011年7月下旬に、Perfumeの“あ〜ちゃん”こと西脇綾香との熱愛が発覚。 続いて2014年5月にはNMB48山本彩との熱愛話も持ち上がった。 2018年春から2019年夏までは浅田舞と交際していた。


主な出演

※ ソロとしての出演のみ記載。

バラエティ番組

  • MTV ONE on ONE with Rolling Stone (2013年5月5日、MTV) トゥエンティ・ワン・パイロッツと対談
  • WORLD GROOVE ! ! ! (2014年7月2日、MTV)
      お気に入りのMVを紹介するコーナー「3&3」に出演。

ラジオ

  • FM802 25th ANNIVERSARY YOUR RADIO 802 (2014年7月25日、8月1日、FM802)
  • Walkin'Talkin' 〜徒然ダイアローグ〜 (2015年2月1週 - 4週、FM802/InterFM) 野田洋次郎と対談

CM

  • アシックス 「Run for X」 (2020年3月1日 - )

ライブ

  • 東北ライブハウス大作戦 アコースティックツアー in 気仙沼 (2012年5月16日、気仙沼市民会館)
  • PUNKSPRING 2013 (2013年3月31日、幕張メッセ) バンド「SIMPLE PLAN」のステージにサプライズ登場

WEB

  • Open Arms - Journey・Arnel Pineda × Taka(One OK Rock)
      (2020年9月15日、YouTubeチャンネル「Arnel Pineda」)
  • 絢香とのコラボ配信 (2020年9月25日、Instagram LIVE)
  • ARASHI's Diary -Voyage- (2020年12月16日、netflix)
      第21話「JUN's Diary」にて、松本潤と対談。 Takaにとってジャニーズ事務所を退所以来、初のジャニーズタレントとの共演となった。
  • 【三浦屋の翔へいへ〜い】YouTube LIVE!スペシャルゲストは佐藤健さん、城田優さん!
      (2022年1月30日、YouTubeチャンネル「三浦屋の翔へいへ〜い」にてライブ配信) 飛び入りゲスト出演
  • YouTubeチャンネル「東谷義和のガーシーch【芸能界の裏側】」生配信 (2022年6月19日) 電話出演


ソロ参加作品

発売日 アーティスト アルバムタイトル 曲名
2011年6月29日 ALLY & DIAZ ALLY & DIAZ Let Life Be with Taka (ONE OK ROCK) & サイプレス上野
2013年3月20日 シンプル・プラン Summer Paradise feat. Taka from ONE OK ROCK (シングル)
2013年3月27日 シンプル・プラン Get Your Heart On! (Japan Tour Edition) Summer Paradise feat. Taka from ONE OK ROCK
2013年11月13日 Pay money To my Pain (P.T.P) gene Voice feat. Taka from ONE OK ROCK
2014年8月20日 GROWN KIDS First words Bottle Rocket feat. Taka (ONE OK ROCK) & Megan Joy
2015年2月17日 Against The Current GRAVITY Dreaming Alone Feat. Taka from ONE OK ROCK
2015年5月13日 FTISLAND 5.....GO 「Primavera」と「My Birthday」の2曲に共同作曲者として参加。
2016年4月28日 野田洋次郎(RADWIMPS)/ Taka(ONE OK ROCK) バイ・マイ・サイ バイ・マイ・サイ (配信のみの熊本地震被災地支援曲)
2016年7月6日 Aimer insane dream/us insane dream (シングル。楽曲提供、プロデュース、コーラスとして参加)
2016年9月21日 Aimer daydream シングル先行発売された「insane dream」の他、「closer」「Falling Alone」の楽曲提供・プロデュース、「Higher Ground」「Stars in the rain」の楽曲提供として参加。
2016年10月8日 Sum 41 13voices (japanese ver.) War (feat. Taka)
2017年3月29日 Issues Headspace (Japanese ver.) Yung & Dum (Japanese Version) feat. Taka from ONE OK ROCK
2017年7月27日 ゴールドフィンガー The Knife Don't Let Me Go feat. Taka
2018年12月12日 RADWIMPS ANTI ANTI GENERATION IKIJIBIKI feat. Taka
2019年2月1日 KOHH UNTITLED I Want a Billion
2019年9月6日 Don Broco Action Action Feat. Taka(One Ok Rock), Tyler Carter(Issues), Caleb Shomo(Beartooth), Tilian Pearson(Dance Gavin Dance)
2019年9月27日 MAX Lights Down Low Lights Down Low Feat. Taka (One Ok Rock)
2020年6月5日 [re:] もう一度 もう一度
2021年7月5日 清水翔太 Hope Curtain Call Feat. Taka
2022年2月1日 絢香 LOVE CYCLE Victim of Love feat. Taka
発売日 アーティスト アルバムタイトル 曲名



DVD

  • マキシマムザホルモン 『Deka Vs Deka 〜デカ対デカ〜』 (2015年11月18日)
      ゲーム内キャラクターの声優として出演 (セリフは1場面・数行のみ)。
  • Crossfaith 『ACROSS THE FUTURE 〜The Beginning〜 すべての始まり』
      (2015年12月23日) コメント出演


外部リンク








出典:フリー百科事典『ウィキペディア (Wikipedia)』より改訂
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